Windows 10 への無償アップグレードの問題点
皆様、いつもお世話様です。
涼しくて過ごしやすい日が続きますね。
ですが風邪が流行ってもいるようですので、防寒にはお気をつけてください。
さて、今日は 「Windows 10 への無償アップグレードの問題点」についてです。
現在、Windows7/8.1から無料で10にアップグレードできますが、
今アップグレードすべきなのでしょうか? 何か問題はないのでしょうか?
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①想定される問題
1.Windows10に未対応/非対応のソフトウェアが起動しなくなる/動きがおかしくなる
今使っているソフトは、Windows10にも対応しているとは限りません。
新しいOSに対応させるには、開発費用も時間もかかりますから、マイナーなソフトであればあるほど対応出来にくくなります。
OSをWindows10にしてしまったら、使えなくなるソフトウェアがあるかも知れません。
2.ハードウェアが使えなくなる/動きがおかしくなる
古い機器や、ちょっと特殊な機器はWindows10に対応せず、使えなくなるかも知れません。
お使いのプリンタやモニタ、スキャナ等が対応しているかどうか確認しましょう。
3.一部メーカーのサポート対象外
メーカーや機種によりますが、Windows10にアップグレードした場合、
お使いのPCの保障やサポートの対象外になる事があります。
4.操作方法が違い、覚えるのに時間がかかる
Windows10は7や8.1とは操作方法が違う部分もだいぶあります。
使って慣れるしかありませんが、例えば明日の締切などを抱えているような切羽詰まった時にWindows10にアップグレードしてしまうと、操作方法が全然違うせいで仕事が進まず困った・・・という事になります。
以上の事を認識した上で自主的にアップグレードするのであれば問題ありませんが、うっかりやってしまったら大変です。
マイクロソフトが下記のような画面を頻繁に表示させて、Windows10へのアップグレードを何度も促して来るので、準備をしていないうちに、ついうっかりアップグレードしてしまう人が多発するかも知れません。

「正直、この画面うっとうしいから表示させないで欲しいな・・・」と思っている方も少なくないかと思われます。
②無償アップグレード画面を表示させなくする方法はあるのでしょうか?

上記の青い画面だけでなく、右下のアイコンも消えません・・・。
Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法はないのでしょうか。
マイクロソフト公式が、抑止プログラムを発表しました。(クリックで公式サイトが開きます)
上記サイトでは説明が分かりにくいので、下記に解説します。
③OSの種類により可能な方法
次に説明する方法は、
・Windows8.1 Pro/Essential
・Windows7 Pro以上
・管理者アカウント
でのみ可能な方法です。
上記以外(例えばWindows7 home)では出来ません。
1.まず、公式の抑止プログラムのページに行き、プログラムをダウンロードします。

Windows7と8で分かれているので、該当するページに移動してください。
2.32ビットか64ビットを選びます

画面はWindows7のダウンロードページです。
32ビット用と64ビット用がありますので、該当する方を選んでください。
(32ビット用はx86-based、64ビット用はx64-basedと書いてあります)
お使いのパソコンがどちらか分からない場合は
コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム
を開いて確認してください。(システムの種類:のところに書いてあります)
3.ダウンロードします

4.「プログラムで開く」でOKを押してください。

5.インストール

既にインストールされている場合上記のようなアラートが出ます。
インストールされていない場合はインストールが始まります。
これで前準備は完了です。
6.「ローカル グループ ポリシー エディター」の起動
スタートアップの検索窓に gpedit.msc と入れて下さい。
ローカルグループポリシーエディターが起動します。
[コンピューターの構成]
+-- [管理用テンプレート]
+-- [Windows コンポーネント]
+-- [Windows Update]
を開いてください。
7.項目の有効化
[Turn off the upgrade to the latest version of Windows through Windows Update]
という項目を右クリック「編集」で、設定画面を開きます。
これを「有効」にしてください。
ーーーこれで完了です。---
④他のOS(Windows7 homeなど)では出来ないの?
「レジストリを編集する」という方法で出来ます。
が、レジストリは素人が触ると壊れる可能性がある為、おすすめ致しませんし、当サイトでご紹介はしません。
(上記公式リンク先に方法は記載されています)
おわりに
Windows7はとても使いやすいOSだと思いますし、
大抵のソフトやハードウェアはWindows7に対応しています。
2020年1月まで延長サポートは続くのですから、
まだまだ現役で使えると思います。
涼しくて過ごしやすい日が続きますね。
ですが風邪が流行ってもいるようですので、防寒にはお気をつけてください。
さて、今日は 「Windows 10 への無償アップグレードの問題点」についてです。
現在、Windows7/8.1から無料で10にアップグレードできますが、
今アップグレードすべきなのでしょうか? 何か問題はないのでしょうか?
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①想定される問題
1.Windows10に未対応/非対応のソフトウェアが起動しなくなる/動きがおかしくなる
今使っているソフトは、Windows10にも対応しているとは限りません。
新しいOSに対応させるには、開発費用も時間もかかりますから、マイナーなソフトであればあるほど対応出来にくくなります。
OSをWindows10にしてしまったら、使えなくなるソフトウェアがあるかも知れません。
2.ハードウェアが使えなくなる/動きがおかしくなる
古い機器や、ちょっと特殊な機器はWindows10に対応せず、使えなくなるかも知れません。
お使いのプリンタやモニタ、スキャナ等が対応しているかどうか確認しましょう。
3.一部メーカーのサポート対象外
メーカーや機種によりますが、Windows10にアップグレードした場合、
お使いのPCの保障やサポートの対象外になる事があります。
4.操作方法が違い、覚えるのに時間がかかる
Windows10は7や8.1とは操作方法が違う部分もだいぶあります。
使って慣れるしかありませんが、例えば明日の締切などを抱えているような切羽詰まった時にWindows10にアップグレードしてしまうと、操作方法が全然違うせいで仕事が進まず困った・・・という事になります。
以上の事を認識した上で自主的にアップグレードするのであれば問題ありませんが、うっかりやってしまったら大変です。
マイクロソフトが下記のような画面を頻繁に表示させて、Windows10へのアップグレードを何度も促して来るので、準備をしていないうちに、ついうっかりアップグレードしてしまう人が多発するかも知れません。

「正直、この画面うっとうしいから表示させないで欲しいな・・・」と思っている方も少なくないかと思われます。
②無償アップグレード画面を表示させなくする方法はあるのでしょうか?

上記の青い画面だけでなく、右下のアイコンも消えません・・・。
Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法はないのでしょうか。
マイクロソフト公式が、抑止プログラムを発表しました。(クリックで公式サイトが開きます)
上記サイトでは説明が分かりにくいので、下記に解説します。
③OSの種類により可能な方法
次に説明する方法は、
・Windows8.1 Pro/Essential
・Windows7 Pro以上
・管理者アカウント
でのみ可能な方法です。
上記以外(例えばWindows7 home)では出来ません。
1.まず、公式の抑止プログラムのページに行き、プログラムをダウンロードします。

Windows7と8で分かれているので、該当するページに移動してください。
2.32ビットか64ビットを選びます

画面はWindows7のダウンロードページです。
32ビット用と64ビット用がありますので、該当する方を選んでください。
(32ビット用はx86-based、64ビット用はx64-basedと書いてあります)
お使いのパソコンがどちらか分からない場合は
コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム
を開いて確認してください。(システムの種類:のところに書いてあります)
3.ダウンロードします

4.「プログラムで開く」でOKを押してください。

5.インストール

既にインストールされている場合上記のようなアラートが出ます。
インストールされていない場合はインストールが始まります。
これで前準備は完了です。
6.「ローカル グループ ポリシー エディター」の起動
スタートアップの検索窓に gpedit.msc と入れて下さい。
ローカルグループポリシーエディターが起動します。
[コンピューターの構成]
+-- [管理用テンプレート]
+-- [Windows コンポーネント]
+-- [Windows Update]
を開いてください。
7.項目の有効化
[Turn off the upgrade to the latest version of Windows through Windows Update]
という項目を右クリック「編集」で、設定画面を開きます。
これを「有効」にしてください。
ーーーこれで完了です。---
④他のOS(Windows7 homeなど)では出来ないの?
「レジストリを編集する」という方法で出来ます。
が、レジストリは素人が触ると壊れる可能性がある為、おすすめ致しませんし、当サイトでご紹介はしません。
(上記公式リンク先に方法は記載されています)
おわりに
Windows7はとても使いやすいOSだと思いますし、
大抵のソフトやハードウェアはWindows7に対応しています。
2020年1月まで延長サポートは続くのですから、
まだまだ現役で使えると思います。
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| ちょっとした小技 | 17:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑